歴史・誕生秘話

美味しいものだけを、
地道にコツコツと。

「熊本初」より大事にしたいのは
「長く愛されること」

SWISSが誕生したのは、1962年12月1日。下通に熊本初の洋菓子専門店としてオープンしました。当時、洋菓子はそれほど身近なものではなく、和菓子店やパン屋の一角にすこし並ぶ程度。専門店というのが珍しく、多くのお客様で賑わいました。ロングセラーである「リキュールマロン」が生まれたのも実はこの頃。バタークリームケーキに、しっとりリキュールを浸み込ませ、渋皮マロンをサンドしたこの商品は、この時代から熊本の人に愛され続けています。

その後も、「総合洋菓子店」として、バウムクーヘンやジェラート、シフォンケーキを熊本で初めて発売するなど、次々と新たな商品を生み出しました。しかし私たちは、「熊本初」より「それらが今も定番商品として愛されている」ことが大切だと考えています。目先の利益にとらわれず、地道にコツコツ、美味しいものだけを細く長く丁寧に続けてきたからこそ、皆様に愛され、定着し、残っていくのだと信じています。

人生とともにあるお菓子

幸せな思い出とともに、
皆様の人生に溶け込む洋菓子

同じ味、同じ思いを未来へとつなげていく

洋菓子は、嬉しいこと、楽しいこと、おめでたいことを倍増するものです。その幸せは味わいとともに日常に溶け込み、思い出の中にいつまでも残ります。実際、お客様からは「3世代でこの味のファンです」「高校生の時、初めてのデートでSWISSのカフェに行きました」といったお声を掛けていただき、皆様の思い出の中にSWISSの味わいが残り続けているのを感じます。

また、「アニバーサリーケーキ」として、以前のリバイバル商品を出す際には、開店前から待っている人も。「あの頃食べていたんです」とニコニコと購入される様子に胸が熱くなります。同時に、長年皆様の心に残ってきた洋菓子だからこそ、同じ味、同じ思いを引き継いで行かねばと身の引き締まる思いもします。

これから目指す先

日々を積み重ね、皆様に愛され、
信頼される店に

古いヨーロッパの街並みには、どんな田舎にも、歴史のあるいい洋菓子屋さんがあります。その街の自慢で、愛されていて「うちの街に来たらあの店のお菓子を食べてよ」と、住民みんなが口をそろえるようなお店です。私たちSWISSも、熊本の地でそんな存在になるのが目標です。

そのために必要なのは、洋菓子づくりに真面目に、真摯に取り組み、今まで通りコツコツ積み木のように日々を重ねていくことだと考えています。熊本のお客様との信頼関係を深め、「SWISSの洋菓子は熊本の自慢だよ」。そう言われるお店になれるよう、少しずつ、しかし確実に歩みを進めてまいります。

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